夏が好き

 

ということで、夏がテーマの映画と小説を思い出しつつ書き出してみます。

 

夏への扉』 ロバート・A・ハインライン

私が高校生の頃(昭和です)、8歳年上の兄が隣の部屋から「これ面白いよ。」と手渡してくれた本です。

ソフトなSFで、かつ恋愛、ミステリーが混在しています。

主人公が夏が大嫌いなピートという名前のを飼っていて、冬になると「この扉の向こうには夏があるのではないか?」と期待して扉を開けたがることからきた小説の題名。

ラストはハッピーエンドです。

私はハッピーエンドが好きではないのですが、この小説は大丈夫。

スカッとする読後感あり。

 

『遠い声、遠い部屋』 トルーマン・カポーティ

廃刊になったH2OというNHK出版の雑誌の中で紹介されていた小説でした。

このH2Oはセンスの良い生活雑誌だったのですが、有名になる前の三谷幸喜のショートエッセイなど掲載されたり(面白いな、この人だれ?って思っていたら後々有名になりました)なくなって残念。

 で、小説の中身は、時は戦後の南部アメリカ、母を亡くした少年が父と再婚相手の家族とひと夏を過ごす。うっそう